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なし

なしの保存

 果皮に傷をつけないことがポイント。ビニール袋に入れて水分の蒸発を防ぎながら、できるだけ涼しい場所におきましょう。
 洋なしや中国なしの場合、よくジャムやシロップ煮にすることがありますが、日本なしは生食でみずみずしさを楽しみたいですね。でもどうしても、いただきものなどでたくさんあって困る…という時はジャムや果実酒などににしてみてはいかがでしょうか?

■保存食品の定番「なしジャム」
 ジャムにする場合は、できるだけ熟れたなしを使いましょう。
 まず、なし500gに対して砂糖150~250g、レモン汁0.5~1個分、香り付けに白ワインを少々用意します。
 皮と芯を取って細かく刻んだなしと砂糖分量の1/3を鍋に入れて火にかけ、煮立ったら残りの砂糖1/2を入れて煮詰めます。水分が減ってよく煮詰まってきたら残りの砂糖とレモン汁、白ワインを加え、好みの固さまで煮詰めたら、殺菌した瓶に移してできあがり。焦がさないように混ぜながら煮詰めることがポイントです!

■もてなしにも喜ばれる「なし酒」
 なし500gに対して氷砂糖100~150g、ホワイトリカー1リットルを用意します。
 まず、よく水洗いして水気をふき取ったなしを4等分し、芯を取ります。その後殺菌した保存瓶に梨と氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ、冷暗所で保存します。20日~1ヶ月ほどたったら実を取り除いてこし、別の瓶に移して再度保存。2~3ヶ月後からが飲み頃です。氷砂糖の代わりにはちみつでもOK。(はちみつの場合はカップ1/2)

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