山口あぶトマト
真っ赤な体に太陽の恵みがたっぷり!中国地方最大の夏秋トマト産地です。
真っ赤な体に太陽の恵みがたっぷり!中国地方最大の夏秋トマト産地です。
トマトはナス科の野菜で、原産地は南米です。日本には江戸時代に長崎に伝わったのが最初とされていますが、当初は観賞用でした。後に食用として適した品種が普及したのは明治以降のようです。
【選び方】
トマトは皮にハリとつやがあり、ヘタが青々としているものを選びましょう。完熟トマトはラップや新聞紙でくるんで冷蔵庫へ。青いものは常温で置けば、早く熟して甘みが出ます。
サラダ、スープ、シチュー、パスタ、オムレツなど、用途は様々。チーズをのせてオーブンで焼いたり、炒め物に入れてもおいしいです。クエン酸が脂っぽさを和らげてくれるため、肉料理と合わせて調理すると効果的です。 【主な産地等】
山口県の中山間部に位置する萩市と山口市では、年平均気温は13℃で、夏季でも比較的冷涼な気象条件を活かして、夏秋トマトづくりが盛んに行われています。
昭和50年代に雨よけトマト部会が結成されたのが栽培のはじまりで、平成17年には萩市の「高俣トマト」と山口市の「阿東夢(あとむ)トマト」がひとつとなり、新しいブランド「山口あぶトマト」が誕生しました。
産地には光センサーを装備した選果場が整備されていて、品質や規格のそろったおいしいトマトは、県内外の消費者から大変高い評価を受けています。
【特徴・効能】
トマトの赤い色素のリコピンには抗酸化機能があり、抗ガン作用があると言われています。また、ミネラルを多く含み、カリウムは体内の余分な塩分を排出することから、高血圧の予防にも効果があると言われています。