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やまぐちの小菊
やまぐちの小菊_写真1やまぐちの小菊_写真2

お盆、お彼岸の定番の花

基準
1.1本当たりの切り花重が50g以上であること。
2.草丈が80cm以上であること。
3.葉色、花色が良いこと。
4.花、葉、側枝のバランスが良好であること。
歴史・背景
 小菊は昭和45年の稲作転換対策を契機に、転作作物として導入され、平坦地域から中山間地域まで県下全域にわたって栽培が始まりました。出荷期は夏秋期が中心で、高品質な商品が県内花き市場に出荷されています。
品質・機能
 複数の品種を組み合わせることで、夏秋期の連続出荷が可能となることから、お盆からお彼岸の特需期に開花を合わせています。
 小菊は、夏期のような高温期の鑑賞でも、他の花き品目と比べ日持ちが良いのが特徴です。
生産・流通・販売
 小菊は主に露地で栽培されており、出荷時期(開花時期)が気象条件に影響を受けやすいため、特需期である盆~彼岸に出荷するために電照技術の普及に取り組んでいます。
 県域の栽培者が参加する研修会を開催し、高品質化に向けた指導の徹底を図っています。
品質管理
 収穫は朝の涼しい時間帯に行い、葉が蒸れないように低温で保管します。
収穫後は出荷規格に合わせて切り花を選別し、品質を維持するために5~10℃の冷蔵庫内または冷暗所で水揚げを行い、所定本数を箱詰めし出荷します。
 ブランド品については、上記基準を満たすものを選別後、個別に箱詰めし、出荷先の市場で最終検査を行います。