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ひとめぼれ(うんしゅうみかん【早生・中生】)
ひとめぼれ_写真1ひとめぼれ_写真2
基準
1.出荷前にサンプル検査を行い、糖度が12度以上と見込まれること
2.糖酸比が適切であること
3.高品質化に向けた栽培管理を厳守していること
4.出荷団体の出荷規格等に基づき出荷されたもの
5.品種固有の完全着色であること
歴史・背景
  下関市では、昭和50年代後半から、味や食感を高めるため、早生・中生みかんの小玉果に袋をかけ、樹につけたまま年明けまでおいて収穫する越冬栽培の取組が始まりました。
 商品を食べた人にひとめぼれしてもらいたいということから、昭和61年に「ひとめぼれ」と命名されました。
品質・機能
 果実は、大きさMから2Sサイズで、中袋の皮が薄く柔らかい上、糖度は高く、しかも酸抜けがよいため、非常に食味がよいことが特徴です。
生産・流通・販売
 早生、中生品種に品質向上のためのシートマルチを設置し、11月下旬からM~2Sの果実に袋をかけ越冬させます。収穫後は出荷用の化粧袋に1果ずつ包み直して箱詰めし、下関越冬甘熟みかん「ひとめぼれ」として、1月下旬から2月上旬にかけて出荷されます。出荷先は、8割を(株)東京新宿ベジフル青果に、2割を地元の新下関青果に出荷しています。
 市場評価は高く、こだわりみかんとして認知され販売されています。
品質管理
 「ひとめぼれ」は、園地を指定し、限定された生産者のみが生産しており、収穫1か月半前の11月に果実糖度を調査し、糖度12度以上の園地を選定します。また、出荷時に、集出荷場においてJA担当者がサンプル調査を実施し、外観など規格の確認をしています。
 防除、施肥などの栽培履歴の記帳は全生産者で実施し、出荷前にJAによるチェックを実施しています。