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福賀の南水(ふくがのなんすい)
福賀の南水_写真1福賀の南水_写真2
基準
1.出荷前のサンプル検査を行い、糖度12度以上が見込まれるもの
2.高品質化に向けた栽培管理を遵守していること
3.出荷団体の出荷規格等に基づき出荷されたもの
4.品種固有の完全着色であること
歴史・背景
 栽培地域である福賀は、標高350~400mの準高冷地です。「南水」は長野県で育成された赤なしの品種で、平成10年頃に長野県の気候と福賀の気候が類していると考えた当時の福賀梨生産組合長の意向により、試験的に栽培されたのが始まりです。
 当生産組合で長年栽培されている「豊水」に変わる新たな品種として、平成13年から、共同選果・出荷を行っています。
 「南水」は、有機質肥料を中心とした施肥体系のほか、当生産組合として栽培管理の徹底を図っており、県内で唯一共同販売されている品種です。
 商品名「福賀の南水」は阿武町福賀産であるとともに、「福が来る」の意味合いを込め、福賀の地名を取り入れました。
品質・機能
 「福賀の南水」は赤なしの中生品種にあたり、9月下旬から収穫します。
 糖度が他の品種に比べ高く、果肉が白く、やや果肉がやわらかいのが特徴です。甘味が口に残り、甘いなしがお好きな方にはお勧めのなしです。
生産・流通・販売
 県内を中心に宅配と市場出荷をしています。毎年9月下旬には、福賀梨生産組合とJAあぶらんど萩福賀支所、地元青年グループが企画運営する「南水まつり」を地元直売所で開催し、福賀地区を盛り上げるとともに、「福賀の南水」のおいしさを広くPRしています。
品質管理
 出荷はJAが指定する選果場へ生産者が行い、選果員が選別し、各生産者ごとに決められた出荷個数に対するサンプルを抽出し、糖度検査等の品質調査を実施しています。
福賀の南水_写真3