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優良県産木材スギ/優良県産木材ヒノキ
優良県産木材スギ/優良県産木材ヒノキ_写真1優良県産木材スギ/優良県産木材ヒノキ_写真2
基準
【スギ】
1.優良県産木材認証基準(木材乾燥:20%以下、強度等級:E70以上等)
【ヒノキ】
1.優良県産木材認証基準(木材乾燥:20%以下、強度等級:E90以上等)
歴史・背景
 県土の7割を占める緑豊かな森林から産出される山口県の木は、古くは、奈良の東大寺の再建に使われた歴史があります。
 山口県では、平成18年度から独自の「優良県産木材認証制度」を創り、木材の強度や含水率等の品質について、優良県産木材認証基準に基づき、1本毎に検査し、優良県産木材として認証しています。
【スギ】
 スギの名前の由来は、成長が早いことから「スクスクと生える木」=スギという説や真っ直ぐに伸びることから「すぐ(直)な木」=スギという説があります。見た目に「赤身」の部分がはっきりしています。
 本県の森林面積425千haのうち、約15%の65千haを占め、資源としても充実しており、毎年、森林から産出される木材のうち、約60%を占めます。
【ヒノキ】
 ヒノキの名前の由来は、神宮の材料に用いることから「霊(ひ)の木」という説や日は太陽を表し、最高のものを表すことから「日の木」という説があります。見た目に製材して直ぐはピンクですが、やがて黄色みを帯びてきます。
 本県の森林面積425千haのうち、約20%の86千haを占め、資源としても充実しており、毎年、森林から産出される木材のうち、約20%を占めます。
品質・機能
 優良県産木材は、短辺90mm以上の住宅建築用の構造材であり、木材の持つ「強度」「含水率」「寸法基準」「材面基準」等技術的詳細事項を検査し、認証基準に合致したものです。
【優良県産木材スギ】
住宅建築において、梁・桁や管柱等として主に使用されます。
【優良県産木材ヒノキ】
住宅建築において、土台、大引、通し柱、管柱等として主に使用されます。
生産・流通・販売
 県において、優良県産木材を一定の割合以上使用した新築住宅への助成制度を実施していることから、県内工務店の住宅建築に使用されています。
 優良県産木材として認証された木材には、一本ごとに認証ラベルを貼付し、建築現場で使用されています。
品質管理
 県内の製材事業者より、「優良県産木材認証制度」に申請のあった製材品の全本数を(一社)山口県木材協会が認証・審査し、認証基準に合致することを審査することとしています。