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島そだち(いよかん)
島そだち(いよかん)_写真1
基準
1.荷前のサンプル検査を行い、糖度12度以上が見込まれるもの
2.糖酸比が適切であること
3.高品質化に向けた栽培管理を遵守していること
4.出荷団体の出荷規格等に基づき出荷されたもの
5.品種固有の完全着色であること
歴史・背景
 萩市にあった原木から採られた穂木が愛媛県松山市に移入し、同地方で栽培が盛んになったことから名付けられました。
 周防大島町では、昭和50年頃から本格的な栽培が行われ、生産量のもっとも多い中晩柑橘となっています。
 「島そだち」は、光センサーの導入に伴い、高糖度を保証した特選品として、ブランド化されています。いよかん全体のうち、「島そだち」として出荷されるのは、約2~5%となっています。
品質・機能
 果肉は柔らかく果汁が多く、甘みと酸味ともバランスがよい濃厚な味わいが特徴の品種です。カットフルーツとしても利用できます。
【糖度12.0度以上】
生産・流通・販売
 JA山口大島の栽培基準を基に生産されています。
 12月に収穫され、出荷まで貯蔵します。2月中旬から3月中旬に出荷され、県内外の市場を通じて、青果店やスーパー等で取扱いされています。
品質管理
 最新の糖酸センサーで、全ての果実の品質区分を行っています。
 JA山口大島と地区生産組合、生産者との「安心・安全」な柑橘栽培の協定書を締結し、全園地を対象に栽培履歴の記帳を実施しています。また、出荷者を対象に、出荷時にサンプル調査を実施しています。