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プチソレイユ

鮮やかなオレンジが眩しい山口県期待のニューフェイス!

プチソレイユ
 ヒメユリとスカシユリを掛け合わせて誕生した山口県オリジナルユリ。
 鮮やかなオレンジ色と、通常のユリに比べ小ぶりな花のサイズ(10cm程度)が特徴で、その形状から「プチソレイユ」(フランス語で「小さな太陽」の意)と名付けられました。

【選び方】
 一般的に、葉や花びらに張りがあり、色が鮮明なものを選びましょう。

プチソレイユのアレンジプチソレイユのアレンジ
【主な産地】
 下関市、下松市、柳井市など
 フラワーアレンジなど幅広い用途に向く品種をつくるため、山口県農林総合技術センターが約10年をかけて開発したプチソレイユ。2004年から本格的な出荷が始まり、2005年3月に品種登録された新しい花です。
 2008年3月には、ジャパンフラワーセレクション(新品種コンテスト)で入賞するなど、現在話題の新品種です。
 栽培はハウス内で行われ、通常の季咲き栽培では11月下旬に定植し5月上旬~中旬に開花しますが、 促成栽培(※)では低温処理した球根を使い、9月上旬に定植し11月上旬に花を咲かせます。出荷時期は11月中旬から6月頃までで、県内を中心に大阪などにも出荷されています。
(※促成栽培…球根を低温処理することで冬の状態をつくり、その後暖かなハウスで育成することで春と勘違いさせ、花をつけさせる栽培方法)

【アレンジいろいろ】
 プチソレイユは他のユリのような強い香りがなく花も小さいので、食卓など普段の生活空間の彩りにぴったり。
 また、花だけでなく蕾まで染め上げる鮮やかなオレンジ色は、結婚式のブーケやテーブルフラワーにも最適で、会場を豪華に演出してくれます。
 「ユリは華やかだけど、大きすぎてアレンジしにくい…」と思われていた方、ぜひプチソレイユでチャレンジしてみてください!アレンジの幅がぐーんと広がること間違いなしですよ。

【花ことば】
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